じょこまんま

じょこまんま

 

雲

 

この方角から

 

 

連日各地で猛暑日が続く毎日でしたが、お盆休みに入るまえに山梨へ戻ってきました。

その日も目の眩むような暑さで、電車の乗り換えのため歩くだけでも心臓がドキドキしてしまうほどでした。

 

新宿からの満席のバスのエアコンが効いてくるまでには時間がかかるほどで、その日山梨の身延では39度を超えたとか…

 

 

さて今回も新宿まで目黒経由で帰るつもりが、この暑さのせいで間違えて澁谷方面の電車に乗ってしまいました。昔ならこんな間違いはあり得ないのですが、澁谷止まり,目黒止まりの電車がなくなってしまった今、澁谷の先も目黒の先も聞いたことがあっても知らない所なので、間違えました。完全にお上りさんです。

 

今や迷宮の駅になってしまった澁谷から新宿のバスターミナルまで行くには、電車の何両目に乗って、どの改札を出て乗り換えるかが無駄に体力を使わずに最短でたどり着ける方法なのですが、うっかり間違えたばかりに、あの暑い日に渋谷駅の長いホームを山の手線の一番前から一番後ろまで、息切れしながら歩くはめになりました。

 

ホームに入ってきたエアコンの効いた山の手線に乗ると生き返るようでしたが、あいにく空席はありません。いつものことですし3駅ですぐに着くので涼しさにほっとして立っていましたら原宿に着くと後ろから私の肩をたたく人が…

振り返ると渋谷駅で乗りこんだ時に席を譲られていたちょっと年配のサラリーマン風の殿方が私に「どうぞ」と席を立ってくれ、殿方に席を譲った若者も一緒になって「どうぞ」と言ってくれます。胸中私は「そんなに婆さんに見えるのか」と思いながら新宿で降りるから大丈夫と答えましたが「どうぞ」とおっしゃるのでお言葉に甘えて2駅座らせてもらいました。

私の前に立つ若者を正面から見て親切さに納得しました。日本人ではありませんでした。

どこの国の方かはわかりませんが同じ東洋人でした。

 

 

次の東京オリンピックに向けて、ブラジルの人たちが色々な問いかけをするコマーシャルを見たことがありますか?シワシワのお爺ちゃんが「東京は年寄りにやさしい所かい?」と聞くシーンがありますが、山梨に移って14年、実家を行き来するのに利用する山の手線は、私の母にでさえ、赤ちゃんを抱いたお母さんにも席を譲らない若者が大半です。自分の国の人ではなく外国人に親切にされてこのCMを思い出しました。

 

こんな記事も見つけました。長い文章の中からほんの一部だけ…

 

このメルマガで「日本の素晴らしさ」を、「アメリカのバカっぽさ」をここ数回訴えてきました。 日本が世界でいちばん素晴らしい国だという認識は変わりません

でもねー。

ここだけは強調したいのですが、NYの地下鉄でお年寄りが立っている光景をみることは絶対ありません 15年間ほぼ毎日地下鉄を利用して、そんな景色はただの一度も見たことがない。

たまの日本出張。 1週間の滞在で何度、そんな光景を見たことか―。

そこだけは日本の圧倒的完封負けです。断言します。

お年寄りが、電車内で席を譲ってもらったことが家族に話すトピックになる国

そこだけは日本は後進国、だと僕は思っています。

「あ。 以前、アメリカ人さんに譲ってもらったことがあるわ。なんかね、その人はオーストラリアに住んでる白人のオジさんだった」

おかあさん。 多分その人、オーストラリア人だと思うぞ()。 (でもどっちにしても日本人じゃないんだ…)

著者/高橋克明

やっぱりね、というか山の手線の話しばかりではないようです。

 

私は席を譲ってもらいたくてシルバーヘアーにしているわけではないのですから、譲ってもらわなくても気にしません。正直まだ抵抗があります。でもお気持ちはありがたく受け取ることにしております。

 

 

座ってスマホをしている若者よ、あなた達の祖父母やご両親、妊娠中や赤ちゃんを抱いた君の奥さん、骨折してしまった彼が電車で立っている姿を想像してください。それでもあなたは座っていられますか?

 

そして東京オリンピックまでに弱者に席をゆずる若者がどのくらい増えるのか、個人的には渋谷駅が今後どれほど弱者に優しい駅になるのか楽しみですわ…

 


カーテン2  

気持ちの良い風が吹き抜けます。

 

 

 


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