じょこまんま

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30年ほど前に古書店で見つけたお気に入りの一冊です。

野の花365日 

広島で被爆を体験なさった著者ご自身が、彫られた木仏や日常の生活の場に、夫人が活けた野の花365枚の写真から、普段見過ごしていた名前も知らない小さな花に目を向けるきっかけになった本です。

花器とは限らずに身の周りにある様々な道具に活けられた野の花たちの、自己主張はしないけれど楚々とした可憐な存在感に惹かれます。


椿 


著者は「花は野にあって美しい」と記しています。私もその通りだと思います。訳あってその場所に咲いている野の花を摘んで帰り、別のシーンで生かしたいと思っても背景を背負い、風に揺れ、雨でぬれるように自然の中にあってこその感動があることに気づかされます。

気に入って摘んできた花を日常の生活の場で生かしたいと思いつつも、私にそのあたりのセンスがないのか花たちが喜ぶように生かせないのが残念です。


野の花はいつも同じ場所で同じように咲いているわけではありません。
去年まで咲いていたのに今年は見ない、今まで見たことのなかった別の植物が根を下ろしている、そんな自然の変化に目を向けることができる環境に身を置いていることに感謝せずにはいられません。


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